スマートフォンは日々進化しており、折り畳みができるスマートフォンも開発されました。
このタイプのスマートフォンは、フォルダブルスマホとも呼ばれており、Androidスマートフォンでは大手メーカーが参入するなど普及の兆しを見せています。
今回は、そんな折り畳みスマートフォンについて解説し、メリットやデメリットも紹介します。
折り畳みスマートフォン!フォルダブルスマホとは?
折り畳みできるスマートフォン、フォルダブルスマホとは、「fold(折る)+ -able(できる)」を組み合わせた言葉です。
つまり文字通り折り畳み可能なスマートフォンを言います。
従来の液晶では難しかった折り畳み技術も、有機ELの採用によって技術的に実現できるようになりました。
このタイプには2つのタイプが存在し、1つは横折りタイプといってスマートフォンを2つ 組み合わせたような構造、もう1つは画面ごと折り曲げられる縦折りタイプに分かれます。
フォルダブルスマホは、これらのタイプのいずれかを採用し、販売されています。
折り畳みスマートフォンのメリットは?
折り畳みスマートフォンは、画面の大きさや収納のしやすさがメリットです。
通常のスマートフォンの2倍近い画面サイズを実現しているモデルも多く、より多くの情報を一度に表示させたり、ゲームを快適に楽しめます。
また、普段は折りたためることで、大画面というメリットを持ちながらコンパクトに収納できる点も特徴です。
製品によっては、ポケットへ容易にしまいやすいというモデルも存在します。
折り畳みスマートフォンのデメリット
折り畳みスマートフォンは便利な面があるものの、いくつかのデメリットもあります。
それは、重量、iPhoneのリリースがない、分厚いといった点です。
重要はモデルによるものの一般的なスマートフォンの倍近くあるモデルが少なくありません
スマートフォンを2つくっつけた構造なので、イメージしやすいのではないでしょうか。
次に折り畳みスマートフォンは現在Android搭載のスマートフォンだけで販売されています。
そのため、iPhoneでは販売されていません。
技術的な面というよりは、重量などのデメリット(Appleはチタン採用など軽量化に努めている)などが原因とも言われています。
いずれにしても折り畳みスマートフォンをiPhoneで使いたい場合は、iPadなど別の端末を購入する必要があります。
最後は分厚いことです。
確かにコンパクトになるものの厚さが一般的なスマートフォンの倍になるモデルも少なくありません。
このようにいくつかデメリットはあるものの、大手のスマートフォンメーカーが積極的に販売していることから、将来スタンダードになる可能性を秘めています。