ビットコインは価格が乱高下するイメージを持っている人が多いものです。
実際に価格の変動が大きいことがビットコインの魅力であると感じる人、変動が激しくて怖いという両方の人がいます。
しかし、ビットコインをはじめとした暗号資産には、ある程度価格の上下を予想できる場面があります。
株式市場や為替相場のように、タイミングよく購入し、タイミングよく売ることで利益を出している人も存在するのです。
大型のアップデートの進捗など好材料が価格上昇の起爆剤になることも
ビットコインをはじめとする暗号資産は、常に改良が加えられています。
これは暗号資産にそれぞれ課題があり、課題解決のためのアップデートを行わないと使い勝手が良くならないためです。
使い勝手が悪くなれば他の暗号資産に主流の座を奪われ、価格が逆転する可能性もあります。
もっとも有名で価値があるビットコインも例外ではなく、常にアップデートが続けられているのです。
ビットコインのアップデート情報などは様々な媒体で公開されています。
ビットコインは仕組みが公開されていて、様々な開発者がより円滑に流通できるように工夫をし、開発計画なども公表しているからです。
大型のアップデートの情報や、開発がうまくいっているといった進捗の情報は重要で、価値が大きく上がる材料となります。
投資会社が仮想通貨を採用銘柄に決めた場合なども価格が上昇する傾向があり、情報に敏感になることで利益を出している人も珍しくないのです。
ネガティブな情報で価格が下がることもあり得る
注意したいのは、大型のアップデートがうまくいっていないという情報が入るケースや、取引所の経営破綻なども暗号資産の価格に影響を与えることです。
事前に把握することが難しいものも多く、価格下落のきっかけになることも珍しくありません。
損失を最低限にするために価格下落のタイミングでビットコインなどを手放す人も多いのです。
ただし、ビットコインは長期的に価格上昇が続いているため、価格急落のタイミングは買い増しのチャンスだと考える人もいます。
短期的な値動きより長期的な値動きに注目できるかは重要で、買い方、売り方次第で利益の出方が大きく変わってくるのです。
短期で利益を出すのが難しいのが暗号資産
価格変動が大きいビットコインをはじめとした暗号資産は、短期間でお金を得る手段として注目されがちです。
しかし、実際は短期の運用で利益を出すのは難しく、想定外の理由で価格が下がるといったこともあり得ます。
一方で、ポジティブなニュースで価格が上がることもあるため、中長期的な視点でビットコインを購入し、都度売って、利益分で価格下落時に買い増すなど、運用の仕方にも気を配るのがおすすめになっています。
