スマートフォンで撮影した画像をパソコンに送りたい、パソコンで作成した文章をスマートフォンでも確認したいといったケースが多くあります。
このようにスマートフォンとパソコンでどちらからでもファイルを送り合うことができると大変便利です。
一方で、基本的な方法と言えばOSとスマートフォンとの連携など、何となく縛りができてしまうのも事実です。
そんな時に利用したいのがクラウドストレージで、今回はクラウドストレージを利用したスマートフォンとパソコンとの連携について解説しましょう。
スマートフォンでも利用できる!クラウドストレージとは?
クラウドストレージは、スマートフォンやパソコン上のファイルをいったんサーバーのデータ保管庫にアップロードします。
そして、必要に応じてスマートフォンやパソコン上でそのデータをダウンロードするといった仕組みのサービスです。
ファイルをインターネット上に保存し、パソコンやスマートフォンで共有するといったイメージがクラウドストレージといえるでしょう。
直接スマートフォンから、あるいはパソコンからそれぞれのデータを送信しないものの、最初に共有するフォルダなどを設定しておけば、同じデータをネット上で共有できます。
たとえば、スマートフォンで撮影した写真がクラウドストレージに自動でアップロードされ、パソコンでダウンロードして使うといったことも可能です。
スマートフォンはどっちが便利?OS標準のクラウドストレージと外部サービスのクラウドストレージ
スマートフォンとクラウドストレージ自体は親和性が高く、設定すればデータの共有が簡単にできます。
ただ、クラウドストレージもパソコンのOSに標準搭載されたものと外部のアプリを利用したものがあります。
結論を言えば、決まったパソコンしか使わない場合はOS標準のクラウドストレージが便利です。
OSのアカウントとクラウドストレージが連動しているので、いつも使っているパソコンへログインすれば、クラウドストレージのデータが自動で更新されます。
一方、特定のパソコンを利用しない場合は、外部サービスが便利です。
外部サービスのクラウドストレージはアプリを出しているため、スマートフォンで簡単にデータアップロードできます。
パソコン側は、サイトにログインすればブラウザ上でデータの編集やダウンロードが行えるため、パソコンを選びません。
もちろん、パソコン用のアプリを導入すれば、決まったパソコンでも利用可能です。
このようにパソコンとスマートフォンとのデータ連携を考えた場合、共有するパソコン等の環境を考慮することがクラウドストレージの最適解といえるでしょう。