仮想通貨(暗号資産)と法定通貨の違いはどのようなものか?システムについて解説

仮想通貨(暗号資産)と法定通貨の違いはどのようなものか?システムについて解説

仮想通貨(暗号資産)とドルや円などの法定通貨について、決済で利用するなら同じものというイメージがあります。しかし、仕組みの時点で全く異なったものなのです。そこで今回はそれらの違いについて解説します。

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極論をいえば中央銀行を持っているかどうか

極論をいえば中央銀行を持っているかどうか

法定通貨と仮想通貨(暗号資産)の違いを一言で言えば、中央銀行を持っているかどうかということです。
法定通貨は各国の国家と近い、あるいは国家そのものが運営する中央銀行が通貨を発行しています。一方、仮想通貨(暗号資産)にはそういったものは基本的にありません。確かに運営会社は存在しますが、一存で流通量を増やしたり、減らしたりといったことができるものはほとんどないのが事実です。
もちろん例外はあるものの、主要な仮想通貨(暗号資産)は、何らかのシステムやユーザーの同意がないと大幅な仕組みの変更はできません。

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