競馬には多彩な馬券の買い方があります。
その中にボックス買いと呼ばれる買い方が存在し、今も多くの競馬ファンがボックス買いで投票を行っています。
今回は、競馬のボックス買いについて解説し、ながし買いとの違いについても解説しましょう。
競馬のボックス買いは複数の投票をする方法
競馬のボックス買いとは、同一金額で購入する方法を言います。
具体的にいえば、選択した馬番(出走する馬についている番号)や枠(出走馬を8つのグループに割り振ったもの)の組み合わせを全て同じ金額で投票していきます。
具体例として、1~4番の馬番が付いている出走馬を馬連、馬単でボックス買いしたケースを紹介しましょう。
まず、馬連です。
馬連とは1着と2着になる馬の馬番号の組合せを的中させる投票法で順位は関係なく予想する投票方法のことです。
その場合のボックス買いは、1~4番の番号を全て使った次の6つの組み合わせが挙げられます。
馬番1を軸にした組み合わせ
- 1-2
- 1-3
- 1-4
馬番2を軸にした組み合わせ
- 2-3
- 2-4
馬番3を軸にした組み合わせ
- 3-4
つまり、これら6つの組み合わせを同じ金額で購入することが馬連のボックス買いです。
次に馬単で購入した場合です。
馬単は、馬連に似ていて1着と2着になる馬を予想する投票方法です。
ただし、馬連と異なり正確に1着と2着を当てなければなりません。
そのため、ボックス買いも12種類購入する必要があり、具体的に次の組み合わせで購入する必要があります。
馬番1が1着になることを軸にした組み合わせ
- 1-2
- 1-3
- 1-4
馬番2が1着になることを軸にした組み合わせ
- 2-1
- 2-3
- 2-4
馬番3が1着になることを軸にした組み合わせ
- 3-1
- 3-2
- 3-4
馬番4が1着になることを軸にした組み合わせ
- 4-1
- 4-2
- 4-3
このように購入することで、馬単もより当てやすくなるでしょう。
競馬のながし買いとは?
流し買いとは、馬番をあらかじめ1または2つ決めてしまって、その番号が着く組み合わせを全て投票する方法です。
出走馬が多くなるほど大変な買い方になりますが、本命が1頭いる場合に有効な買い方といえるでしょう。
ここでは、5頭出走するレースで馬連と馬単を例に軸を馬番1にした場合を解説します。
馬連で馬番1を軸にしたながし買い
- 1-2
- 1-3
- 1-4
- 1-5
このように4つの買い方があります。
これが16頭出走するようなG1レースであれば15のパターンが挙げられます。
馬単で馬番1を軸にしたながし買いは1着を軸にした1着ながしと、2着を軸にした2着ながしが挙げられるのが特徴です。
1着ながし
- 1-2
- 1-3
- 1-4
- 1-5
2着ながし
- 2-1
- 3-1
- 4-1
- 5-1
これらの買い方を覚えて競馬での的中を高めていきましょう。