社会奉仕?競輪で集めたお金はどこへ向かっていくのかを一挙解説!

社会奉仕?競輪で集めたお金はどこへ向かっていくのかを一挙解説!

競輪はネット投票なども含めると多額のお金が動きます。
しかし、集めたお金の一部のみが当せん金として支払われるだけというのも事実です。
このように集めた莫大なお金は、多くが社会奉仕のために使用されていることは知られていません。
そこで今回は、競輪のお金の流れを一挙解説します。

目次

行政の貴重な財源にもなる競輪の売上金

行政の貴重な財源にもなる競輪の売上金

競輪競技による売り上げは、自転車競技法により使途が明確に定められています。
簡単に言えば、10%近くが競輪場のある自治体に入ります。
具体的な比率を紹介しましょう。
まず車券の売り上げの75%は払戻金にあてられます。
これは多くの方が納得するのではないでしょうか。
一方残りの25%はそれぞれ厳密に定められています。
まず、3.3%が出場選手への賞金や財団法人JKA日本自転車競技会への交付金に当てられます。
次に1.1%が公営企業融資公庫への納付金にあてられます。
それらを差し引いた金額が、地方自治体の収益となるのです。
さらに25%のうち社会福祉の分野にも当てられ、車両購入費などに回されるのです。
検診車などに競輪のマークが入っていればそれが競輪の売上の一部です。

目次