ブックメーカーの起源ですが、ブックメーカーは1790年イギリスで生まれた賭け事のシステムでした。当時、競走馬にお金をかけるというブックメーカーのシステムには賛否両論があり、イギリスではなかなか浸透しませんでした。これはイギリスが当時は貴族が社会の中心の世界であったため、賭け事を楽しめるのは貴族であるという考えがあり、競走馬にお金をかけることを良しとしていませんでした。
しかし、時代が進み1900年代になると一般人の間に賭け事をするという風習が広まると政府は賭け事を認めざるを得なくなり、1900年にイギリスでは賭け事を合法とし、ブックメーカーの仕組みを採用したのです。
その結果、ブックメーカーはスポーツブックメーカーと呼ばれるようになり、サッカーやモータースポーツの結果などを賭け事の対象とみていきます。また、ブックメーカーは賭け事の対象をスポーツ以外にも伸ばし、次の映画の主人公の俳優は誰であるかを選ぶなど賭け事の対象を広げていくことで今日のように幅広い世界の人に知られるようになりました。