
かつては手のひらサイズでコンパクトだったスマートフォンも現在では大柄の男性の手のひらでも持て余してしまうほどのサイズになりました。
モデルによっては7インチのタブレットに匹敵するくらいのサイズになっているものも。
そこで今回は、巨大化するスマートフォンの理由について解説しましょう。
なぜ巨大化する?スマートフォンのサイズアップの理由

スマートフォンが年々大きくなる背景には、文字入力の違いがあります。
日本では片手で操作しやすいフリック入力が主流ですが、欧米ではパソコンのキーボード入力のような両手で行うQWERTY入力が一般的。
QWERTYはキーが多いため、快適に打つにはある程度の横幅が必要です。
スマホ開発の多くを担う海外メーカーは、自国ユーザーの使いやすさを重視し、大画面化が進んでいきました。
他にもスマートフォンの主な利用方法である動画視聴やゲームの需要増も画面大型化を後押ししています。
一方で、フリック派の日本人や一部のアジア人にとっては、片手操作が難しくなるなど不便さも増しており、アジア圏では折り畳みスマホがどんどんリリースされています。