中村麻子
主人公・潮の幼馴染で、快活で正義感が強く、空手の心得もある頼れる存在です。
妖怪相手にも臆せず立ち向かう勇気を持ち、潮との関係は喧嘩が絶えないながらも深い絆で結ばれています。
物語が進むにつれて、潮への想いを素直に表現するようになり、読者の心を打つ場面も多くあります。
井上真由子
麻子とは対照的におっとりした性格で、優しさと芯の強さを併せ持つ少女。
妖怪との戦いに巻き込まれながらも、恐怖に屈せず行動する姿が印象的です。
とらに対して恋にも似た感情を抱き、婚礼の真似事をするシーンでは彼女の純粋さと覚悟が際立ちます。
物語終盤では「お役目」として覚醒し、重要な役割を果たします。
関守日輪
獣の槍の伝承者候補の一人で、櫛を武器に戦う女性です。
父親から「男だったら」と言われ続けたことでコンプレックスを抱えながらも、それを乗り越えようとする強い意志を持っています。
潮との出会いを通じて自分の在り方を見つめ直し、成長していく姿が描かれています。
