競馬には様々な賭け方があります。
その中でも馬連と馬単はイメージがしにくく、どちらがどのような賭け方なのか混乱するケースも少なくありません。
しかも、両方とも共通している点があり、初心者の場合誤って賭けてしまうことすらあるでしょう。
そこで今回は、競馬の馬連や馬単の違いは何かを解説し、初心者向けの賭け方はどちらかも解説します。
馬連と馬単の違いは順位を指定するかしないか
馬連と馬単はいずれも2着以内に入る2頭の馬を予想する賭け方です。
その一方で、違いとして挙げられるのが順位を指定するかしないかということです。
馬連は2着以内の馬を予想するものの、順位を問いません。
たとえば1-2であれば1番や2番の馬が1位になっても2位になっても関係なく当選になります。
馬単は、よりシビアで、2着以内の馬を予想し、さらに着数も予想しなければなりません。
たとえば、1番と2番の馬が2着以内に入ると予想したら、そこからどの馬が1着、2着になるかまで予想する必要があるのです。
初心者向けの競馬の賭け方は?
結論を言えば、馬連の方が初心者向けの賭け方と言えます。
先ほど紹介したように確率が高い、分かりやすいといった理由が挙げられます。
まず、確率について簡単に言えば馬連の方が2倍当たりやすいのが初心者向けの理由です。
18頭立てのようなビックレース、たとえば日本ダービーのようなレースの場合を例に確率を紹介します。
馬連には153通りの賭け方があり、その中から当てる形になります。
馬単の場合は1着と2着の順番を正確に当てる必要があるので、馬連の2倍の賭け方が生まれるのです。
つまり、306通りの賭け方となり、その分当てるのが難しくなります。
一方で、上級者であれば馬同士の相性や過去のレースの傾向などの研究によって、必ずしも2倍当てにくくなるといったことはないのです。
確かに当てにくいのは確かなものの、配当金が高額になるので研究した分期待値は上げやすいといっても過言ではありません。
そのため、万人にとって馬連が馬単より良いというわけではないのです。
分かりやすさも初心者向けの理由です。
18頭立てでもそれか1つペアを選べばいいので、なんとなく気に入った馬や人気順で選ぶといったこともできます。
それにゴールした際の並びを気にすることなく予想できるので、着数で判定になった際のストレスがあまりありません。 このように初心者にとっては、馬連の方が当てやすく、分かりやすいのでおすすめといえるでしょう。