オンラインコンバーターは、動画変換を無料で行えるものが多く、手軽に使えるものとして普及しています。
一方で、仕組みを知らずに利用するとトラブルに発展する可能性もあるため、事前に知らなければいけないこともあります。
アプリなどのスマホやPCにインストールするものとは、大きな違いがあるからです。
通信が発生するためモバイル機器で利用する際は注意が必要
オンラインコンバーターは、クラウドサービスで提供されるケースがほとんどで、動画の変換のために通信が発生します。
そのため、頻繁に利用する場合や、尺が長くて高画質な動画を変換する場合はどうしても通信料が増えてしまいます。
家庭内でWiFiに繋いで利用する場合などは問題が無いものの、スマホでギガ数などの通信制限をつけている場合はあっという間に制限に達してしまう可能性もあるのです。
コンバーターで変換する動画の容量が大きいほど、変換に時間がかかるほか、途中で通信が切れると変換に不具合が生じるケースもあります。
不具合が生じた場合は最初からやり直しになるケースもあるため、モバイル機器や無線機器経由で変換を行う場合は注意が必要です。
高機能なものは会員登録や利用料が必要になるケースも
オンラインコンバーターを提供するのは、企業だけでなく個人の開発者のケースもあります。
サービスの利用のためにはサーバーのレンタル料などの維持費がかかるため、どのように収益を得るかも重要になっています。
そのため、オンラインコンバーターは利用に会員登録を求め、会員数を増やしてから別の企業に売却するモデルや、広告を表示することで収益を得るなど、様々なビジネスモデルで運営されています。
直接的に寄付が出来る個人開発のコンバーターもあるものの、機能性が高いオンラインコンバーターほど企業が提供するケースが増えてきます。
有料アプリ・ソフトの販売のための簡易版としてオンラインコンバーターが提供されている場合もあるため、高機能なものほど利用登録や、有料機能の利用にお金が必要になるなど、手続きも増える傾向があるのです。
無料で使えるのは一部だけというケースが多い
オンラインコンバーターは無料・有料問わずに提供されていますが、無料で使えるものは機能が限られ、高機能なものは会員登録や使用料を求められるケースが多くなります。
また、インターネット通信を行って変換をする関係上、どうしてもデータ通信が発生し、容量が大きくなるほど変換に時間がかかってしまいます。
モバイル通信でWiFiに繋がずに使うとあっという間に通信量が増えてしまうといったトラブルにも繋がりかねないため、自分の通信環境に合わせて使い分けることも重要になのです。