スマートフォンの始まりというとスティーブジョブスがiPhoneを手にしているシーンを思い浮かべることが少なくありません。
実際に多くの人がiPhoneの登場とともにスマートフォンを持ち出したはずです。
しかし、スマートフォンの登場はそれよりもはるか前なのです。
今回は、そんなスマートフォンの元祖について解説しましょう。
目次
IBMが発売した世界初のスマートフォン
スマートフォンの元祖は、IBMが発売した「IBM Simon Personal Communicator」です。
発売したのは1994年と日本のガラケーよりも以前でした。
電子手帳と呼ばれる小さなコンピューターのようなアイテムと電話機を合体させた姿をしていました。
当時IBMのエンジニアだったフランク・J・カノーヴァが生み出したとされています。
なお、同氏は現在も健在で、Amazonのウェブサービスなどのエンジニアとしても活躍しました。
その後スタートアップ企業の技術責任者なども務めています。