競馬の予想をする際には、ただ当てずっぽうで決めるのではなく、様々な情報を取得した上でしっかり考えた方が、勝てる可能性が高くなります。その情報のひとつになるのが、馬場のコンディションです。基本的に屋外にある馬場は、気象の影響を大幅に受けます。そのため、予想するレースの前の気象で、馬場がどのように変化したのかを考えましょう。
馬場のコンディションに大きく影響してくるのは、水分の含有率です。
日本では、水分含有率が「良、稍重、重、不良」の4段階に分けられています。基本的には、より多くの水分を含んでいる馬場は、ぬかるみやすいため、馬の走るスピードは遅くなります。また、ぬかるみから脱出するために、より強い脚力が必要となります。このぬかるみから脱出する強さは、馬によって異なります。また、水分含有率が高い馬場の方が、より良い成績を残す特殊な馬もいます。よって、自身が賭けようと考えている馬は、馬場がどの状態の時に強いのかを考えましょう。もし、当日の馬場のコンディションと相性が悪ければ、別の馬に賭けたり、賭けるのを見送ったりするのも方法のひとつです。