VRとARはどっちが古い?それぞれの異なる歴史について紹介!

VRとARはどっちが古い?それぞれの異なる歴史について紹介!

VRとAR。それぞれ「仮想現実」「拡張現実」という訳が与えられていますが、現在ではその違いも広く知られているでしょう。
よく似たこの二つ、実はVRの方が長い歴史を持っています。
VRの概念は1960年代にまで遡り、1968年に、コンピュータサイエンティストのアイバン・サザランドが「ダモクレスの剣」と呼ばれる初期のヘッドマウントディスプレイを開発しています。
このデバイスはコンピュータが生成する仮想の環境をユーザーに提供するもので、VRの先駆けとされています。

Virtual Reality

その後、1980年代にはジャロン・ラニアーが「Virtual Reality」という用語を提唱し、VR技術の研究と開発が進みました。
また1990年代には商業的なVRシステムが登場し、アーケードゲームやトレーニングシミュレーターに利用されるようになりました。
一方でARの基本概念は1990年代に登場し、特に2000年代のスマートフォンやタブレットの普及が大きく、そこで急速に発展しています。
2010年代にはポケモンGOで大きく広まったように、その歴史にはかなりの違いがあるのです。

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