
セーラームーンという作品が流行したのは当時としてはかなり珍しい可愛い女の子達が悪と戦うというそれまで男の子向けの内容を少女漫画で展開してさらにそれをテレビアニメ化したというのがヒットの要因となったと言っても過言ではないです。
実際それまでセーラー服を着た女の子達が戦士となって戦うという内容はなく魔法少女ものはあっても、そういうのは日常生活を普通に送っている女の子が魔法の力を手に入れて日常生活で何かトラブルが発生してそれを魔法で解決するというものばかりで、悪の組織と戦うという感じのものはありませんでした。

それまで男の子の分野だと認識されていた悪の組織と戦士が戦うというのを少女漫画の世界でも持ち込んだことでセーラームーンという作品は画期的だったと言えます。
またアニメ化した際に漫画とは少し違ってシュールな展開も多かったのもヒットの要因となっています。