ジョークから産まれた通貨?仮想通貨『ドージコイン』について解説

異例の誕生経緯を持つ仮想通貨『ドージコイン』

『ドージコイン』とは、2013年にビリー・マーカスとジャクソン・パルマーの両氏によって作られた仮想通貨です。

その開発意図は、『暗号資産業界への風刺』。
つまり、ジョークでした。

当初は、インターネットミームとしての人気の高い柴犬「ドージ」をモチーフにした「ミームコイン」であり、開発もライトコインをベースに作られました。

しかし、スポーツ業界に対するスポンサーシップなどで徐々に世界からの注目を集め、特に転機となったのが2021年です。
この年、イーロン・マスク氏によってドージコインが度重なる言及を受け、それにより価格が一気に上昇。
一躍、一般の投資家の間でも多く注目を持って取り扱われるようになりました。

現在では、テスラでもドージコインを使って一部商品の購入が可能になるなど、より実生活に対しても存在感を増すドージコイン。
その将来的な展開に対しても、目が離せません。