柴犬コイン（SHIB）は、2020年に匿名開発者「Ryoshi」により誕生したユニークなミームコインです。もともとはジョーク目的で「ドージコインキラー」として登場しましたが、2021年には著名人の発言をきっかけに驚異的な高騰を記録し、今や暗号資産市場で確かな存在感を発揮しています。
大きな特徴の一つは、そのエコシステムの拡大です。柴犬コインを基盤とする「Shibarium」や分散型取引所「ShibaSwap」では、多様な独自トークン（SHIBのほか、LEASH・BONE・TREAT）が発行されており、それぞれに支払いや報酬、ガバナンス投票など明確な役割があります。
興味深いトリビアとしては、公開後すぐにコイン総量の半分がイーサリアム開発者ヴィタリック・ブテリン氏に送付され、一部はインドのコロナ救済基金に寄付、一部はバーン（焼却）されました。
ミームコインとして生まれながらも、技術革新やコミュニティ主導の成長で、投資資産としても注目されています。時価総額やエコシステムの広がり、さらには意外な社会貢献活動もあり、柴犬コインは今後も目が離せない仮想通貨です。
