日本初の円連動ステーブルコイン「JPYC」は、JPYC株式会社により開発され、2021年1月に発行が始まりました。
1JPYCは常に1円で価値が固定され、イーサリアムなどのブロックチェーン上で使えるのが特徴です。
法律上は「前払式支払手段」として扱われ、仮想通貨ではなく安心して使える電子決済手段として位置づけられており、2025年には金融庁の登録を受け、国内で正式に発行が可能になりました。
銀行預金や国債を裏付けにすることで安定した価値を保ち、決済に活用できます。国内外の支払いだけでなく、DeFiやDAppsを通じた利用も広がり、ウォレットでのスワップや支払い手段として使うことも可能です。幅広い用途に対応している点が魅力の一つといえます。
JPYCは、円に連動する安心感とブロックチェーンの利便性を兼ね備えた、日本発のデジタル通貨です。今後も利用の幅が広がり、ステーブルコイン市場の中で存在感を増していくことが期待されています。
