仮想通貨(暗号資産)初心者向け!テザー(USDT)を購入する際の基礎知識

仮想通貨(暗号資産)初心者向け!テザー(USDT)を購入する際の基礎知識

テザーはビットコイン、イーサリアムに次ぐ、仮想通貨時価総額3位と、発行額が大きくなっています。

ドルと価格が連動しているため、開発トラブルなどで一気に価値がゼロ近くなってしまう恐れが少なく、安定性の高い資産として注目されています。 ただし、仮想通貨初心者の場合は購入のハードルや、管理のハードルが高くなりがちになってしまうため、基礎的な情報をまとめていきます。

目次

テザーは取引所ではUSDTと記載される

テザーは取引所ではUSDTと記載される

仮想通貨はそれぞれにコードがあり、仮想通貨取引所では売買をコードで行うことが一般的です。

ビットコインはBTC、イーサリアムはETHなど、それぞれの仮想通貨の略称が使われることが多くなっています。

しかし、テザーの場合はアメリカドルに紐づけられていることから、USDTとなっています。

US(United States)D(Doru)T(Tether)、つまり、アメリカドルに紐づけられたテザーという意味です。

FXや為替の場でもアメリカドルはUSDと表記されるのは一般的で、オーストラリアなどの他のドル採用国の通貨と混同しないようにしているのです。 テザーを購入したい場合は、USDT、テザーを扱っている取引所を探していくことになります。

取引所口座を開設するために必要なこと

取引所口座を開設するために必要なこと

もし、テザーを購入したいと考えた場合は、国内取引所、海外取引所の両方の口座を作る必要があります。

国内取引所、海外取引所ともに本人確認を行うのが一般的になっており、免許証やマイナンバーカードなどの確認書類が求められます。

国内は特に本人確認が必須で、海外でも本人確認不要な取引所は信頼性の面で一段劣ることに注意が必要です。

金融に関する規則が厳しい国の取引所ほど本人確認が重要で、確認なしの国はそれだけ取引所の信頼性に欠けるケースが多いからです。

本人確認書類を用意して口座の開設を申し込んだら、あとは手順に従って手続きを行えば口座が開設出来ます。

海外口座は日本円の入金が出来ないため、国内国座でビットコインなどを購入し、海外口座に移動させてテザーを購入することになります。

日本の法律は厳しいため、海外取引所が国内から撤退していったという事情はあるものの、海外取引所自体の利用は禁止されておらず、それほど難しい手続きも求められないのがポイントです。

多少面倒と感じても信頼性が高い取引所を経由するのがおすすめ

多少面倒と感じても信頼性が高い取引所を経由するのがおすすめ

日本は仮想通貨に関する法律が厳しく、消費者を保護する姿勢を明確に打ち出しています。

結果的に取引所の数は少なくなっていて、取り扱える仮想通貨も少ない傾向がありますが、信頼性が高いのです。

テザーはまだ日本取引所での扱いがないため海外取引所で購入することになりますが、信頼性の高い取引所を選べばトラブルにあう確率を減らせます。

簡単に手続きが出来ることよりも、本人確認など税務に必要な情報を求められる取引所を利用するのがおすすめです。

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