ヴィタリック・ブテリン氏によって開発されたプラットフォームの名称がイーサリアムで、このプラットフォームの中で使用する仮想通貨をイーサと呼びます。ただ、日本の中では仮想通貨もプラットフォームの名称と同じくイーサリアムの呼び名で表現されることが多いようです。
イーサリアムはプログラム可能なブロックチェーンの一つで、スマートコントラクトを実行するためのプラットフォームになることから、自動的に契約が実行される仕組みを持ちます。
イーサリアムのネイティブ通貨はイーサで、トランザクションやスマートコントラクトの実行の際にはガスと呼ぶ手数料が必要になりますが、これはイーサで支払いが行われます。
イーサリアム上は分散型アプリケーションが開発されていて、これは金融サービス・ゲーム・ソーシャルネットワークなど、さまざまな分野で活用されています。また、エネルギー効率の向上を目指して、Proof of Work(PoW)からProof of Stake(PoS)への移行が進められており、ネットワークのセキュリティおよびスケーラビリティが向上するメリットに繋がります。