暗号資産として有名なイーサリアムは、以前はビットコイン同様にマイニングによって取引が成立して新規のイーサリアムが発行される仕組みでした。
しかし、マイニングでは計算を行う際に膨大な電力が必要になるため環境負荷が懸念されていました。
そこでイーサリアムはマイニングではなくPoSへ移行を行い、現在はイーサリアムをステーキング、つまり保有している人が報酬を得られる形に変化しました。
PoSへ移行すると消費電力の大部分が不要になり、環境への負荷も軽減することができています。
そしてイーサリアムを持っていれば報酬を得られるわけですから、中長期の投資との相性も非常に良くなりました。
トレードで稼ぐのではなく、長期的に保有することで稼ぐことができるわけです。
もちろん価格変動リスクはありますが、長期積立のような形をとればリスクはかなり小さくすることもできます。
長期での運用がしやすくなったため、株式投資などと平行してイーサリアムを購入して分散投資するのは悪くありません。
暗号資産の中でも2番目に大きいイーサリアムがPoSへ移行したということは、分散投資先として暗号資産が選択肢に入りやすくなりました。