キングダムの人気に火がついたのは超有名漫画作家のアドバイスがあったから!

キングダムの人気に火がついたのは超有名漫画作家のアドバイスがあったから!

今や人気漫画のひとつとして世界的な知名度を誇るキングダムですが、実は連載を始めた頃は注目度が低く、人気もそれほどだったことを知っていますか。
原作者の原泰久さんは色々試行錯誤したものの思うように人気が上がらず、悩んだ末にどうすればいいのか井上雄彦さんに相談します。じつは原泰久さんはかつて井上雄彦さんのアシスタントをしており、師匠とも言える井上さんを頼ったのでした。
井上さんはキャラクターの目をもう少し大きく描くようにアドバイスします。

原さん

原さんはその助言に従い、それ以降のキャラクター造形が少し変化します。1巻と2巻のカバーイラストを見ると、2巻のほうがキャラクターの目玉が大きくなっているのが分かります。
さらに背景にも気を配るよう言われ、より緻密で情報量の多い背景が絵が描かれるようになります。絵に大きな変化が見られるようになったのは4巻からと言われています。メリハリのある人目を引くようなイラストに変わったのです。
この頃から人気ランキングで常に上位を取るようになり、その後は不動の人気作になります。

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