なぜ『グノーシア(GNOSIA)』はアニメ化されるまでの人気を博した?

なぜ『グノーシア(GNOSIA)』はアニメ化されるまでの人気を博した?

『グノーシア』は2019年にPlayStation Vita向けに発売されたのが初で、決して新しいゲームとは言えません。
しかしその後、Nintendo Switch版やPC版が登場し、徐々に知名度を上げていきました。
そうしていく中で、独創的なゲームシステムやストーリーも評価され、口コミで人気が広がっていくことになります。
また近年、こうしたインディーゲームがメインカルチャーの一部として認識されるようになり、アニメ化されるケースも増えていることも後押しになりました。

『グノーシア』

例えば『天穂のサクナヒメ』のアニメ化もそうした流れの一つと言えるでしょう。
そして物語の構造がアニメ向きであったことも大きいと考えられます。
『グノーシア』はSF×人狼ゲームというユニークな設定を持ち、タイムリープを繰り返しながら真相を探るというストーリー展開が特徴。
この構造は各話ごとに緊張感のある展開を作りやすく、アニメとしての魅力を発揮しやすいと言えます。
こうしたことが、決して新しいとは言えない本作を、アニメ化にまで押し上げた要因となったのです。

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