地方競馬と中央競馬は公営競技の中でも知名度やファンの数、レース開催数など注目すべき点が多く、長年の競馬ファンはもちろん、近年では一般の人からも関心が集まっています。どちらも単勝や複勝、3連単など順位を予想し、的中した馬券のオッズに沿った払戻金を受け取る仕組みですが、運営主体だけでなく、予想のしやすさやレースのグレード、年間の来場者数も大きく異なります。はじめに、地方競馬は中央競馬よりも同じレースを走る馬の数が少ないことがほとんどで、一部の芝レースのある競馬場を除き着順が大荒れしにくいダートレースが中心です。
また、騎手の技術や経験の面でも差が大きく、ビギナーであっても馬単や3連単が当たりやすい傾向があります。
一方、中央競馬はテレビやネットのニュースなどで取り上げられるような賞金額が大きいグレードレースの開催数が多く、人気の騎手や名馬が一堂に会するのは地方競馬にはない魅力と言えるでしょう。平日開催は基本的にありませんが、春と秋の天皇賞や日本ダービー、有馬記念といったG1に格付けされたレースは特に騎手とファンの双方にとってあこがれの舞台となっています。
