Integrated Resortの頭文字を取って名付けられた「IR法案」。国内にも海外同様総合型リゾートを作ろうという法案で、正式名称は「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」と言います。なお、通称カジノ法案と呼ばれることが多いものの、カジノ施設を作るための法案というわけではありません。あくまでIR法案の目的は、カジノを含めたリゾート産業を活用した日本経済の活性化です。カジノを目的に海外に旅行に行く人は、日本国内にもたくさんいます。
IR法案によりカジノを含む総合型リゾート施設が作られれば、そんなカジノを理由に海外旅行をしていた日本国内に住んでいる人はもちろん、カジノ施設がないことを理由に日本を旅行先から外されていたケースが減り、新規の海外客の流入が見込まれるなど、経済の活性化を期待できます。