IR法案はカジノ法案？統合型リゾート推進法案の内容について分かりやすく解説！

IR法案といえば、カジノを誘致するための法案だと思っている方が多くいます。
しかし、実際はカジノがその一部のであり、法案自体はカジノを主眼に置いたものではないということです。
そんなIR法案について分かりやすく解説しましょう。

IR法案は統合型リゾート施設が建設できるようになる法案

IR法案とは、IR推進法のことです。
IRとは、統合型リゾート（Integrated Resort：IR）のことを指し、現在の日本では法律的に建設ができない施設を言います。
このIRはテーマパーク、宿泊施設といった従来のテーマパークに加えて商業施設や会議施設を同じ敷地内に建設できるものです。
これまでの法律では、テーマパークと宿泊施設を建設できるものの、そこに会議室などを建設したり、商業施設を建設したりといった整備が困難でした。
一方、海外ではこういった施設が多数あり、さらにカジノという日本では許可されていないギャンブル施設も建設されています。
このような状況を見て、日本でもIRが建設できるのがIR法案なのです。
カジノ推進法と思われがちですが、一番は統合型リゾートを合法的に建設できる法律というのがIR法案といえるでしょう。