競艇(ボートレース)は、水上の格闘技の異名を持ちます。
そのため、レースの内容、ボートレーサーの操舵テクニックなどがフォーカスされがちです。
しかし、実際は出走前のボート整備からすでに勝負が始まっているのです。
今回は、競艇のユニークな制度であるボートレースについて解説しましょう。
目次
ボートレースのユニークな制度!整備とは?
ボートレースはボートに乗って競争するだけというイメージがあります。
しかし、実際は出走前にモーターやプロペラの整備をすべてレーサー一人で行うというルールがあるのです。
まず、前日モーターが割り振られ、そのモーターの特徴を調べたうえでレース場の特徴、天候、予定している戦い方に合わせてモーターを調整するのです。
ただ、この整備能力も選手によって差があります。
つまり、水上だけでなく、前日の整備能力でも選手の実力は決まってくるのです。
この技術は学校でも教わりますが、実戦に耐えうる整備能力を獲得するには4年かかるといわれています。