
競馬には芝やダートなどコースを直接走るレースが一般的ですが、実は障害競走と呼ばれる種目も存在し、しかもJRAではG1グレードのレースも存在します。そんな競馬の障害競走について解説しましょう。
目次
G1もある競馬の障害競走とは?

障害競走は、競馬のコース内に設置されている竹柵、生籬(いけがき)、水濠、土塁といった障害を乗り越えて競う競馬のレースのジャンルです。その中には、G1の障害競走である「中山大障害」があり、障害競走のサラブレッドの多くはその重賞を目指しています。なお、歴史も長く創設は1934年で、中山競馬場の障害コースで距離は4100mの規定によって行われてきました。なお出走馬は、サラ系3歳以上の馬が出場できます。1着賞金は6600万円と一般的なレースよりは少なめの金額ですが、障害飛越や坂路の昇降が技術的に難しく、スタミナや精神力が求められるレースです。