スマートフォンとは、携帯電話と携帯の情報端末を組み合わせた装置です。
2008年ごろから徐々に日本でも普及が始まり、現在はGoogleが開発しているAndroidを搭載したスマートフォンとAppleが開発しているiPhoneがあります。
一方で、それら二つは何が違うのでしょうか。
今回は、AndroidとiPhoneというスマートフォンの二つの種類について解説します。
スマートフォンを動かしているOSが違う
AndroidとiPhoneは、スマートフォンを動かしている基本的なソフトウェアのOSが異なります。
AndroidはGoogleが開発しているアンドロイドOSを搭載し、iPhoneはAppleが開発しているiOSを搭載しているのが特徴です。
2つのOSはスマートフォンを動かすという根本的な目的は一致しているものの機能や供給先が異なります。
その点について次の項目で解説しましょう。
根本は同じスマートフォンも機能面で若干違う
AndroidとiPhoneは根本的な部分で同じです。
ただ、iPhoneは独自機能やセキュリティ、Androidはカスタマイズの自由度で大きく異なります。
まず、iPhoneには独自機能としてAirDropがあります。
これはiPhone、iPad、Macのデバイス同士で直接データを共有できる機能です。
これによって気軽にiPhone同士でデータのやり取りが可能です。
また、インストールできるアプリがAppleの審査に通った安全なアプリのみなので、ウイルス感染のリスクも低い傾向があります。
一方、Androidはカスタムの自由度が高いことが挙げられます。
Androidを搭載しているスマートフォンメーカーだけでなく、個人でもAndroidをある程度カスタマイズでき、その点が特徴です。
スマートフォンOSの供給先も異なるAndroidとiPhone
スマートフォンOSの供給先もAndroidとiPhoneでは大きく異なります。
Androidは基本的にスマートフォンを製造している様々な企業へ供給されています。
中国や韓国、台湾、そして日本や欧米のスマートフォンメーカーに供給されており、搭載しているスマートフォンは世界のスマートフォンの8割近くです。
一方、iPhoneのiOSは開発元のAppleにしか供給されていません。
つまり、Appleのスマートフォンを購入しないと利用できない仕組みになっています。
このように搭載されているスマートフォンの数もメーカー数もそれぞれ全く異なっているのです。
ただ、Androidを供給しているGoogle自身もスマートフォンを開発しており、Androidを供給しつつ自社のスマートフォンを持っている点も注目です。