ソーシャルゲームは成功した際の収益が非常に大きいことから、ゲーム会社のみならず、SNSの運営会社やマーケティング会社なども参入している分野です。
一方で、極端な失敗を嫌がるあまり似通った傾向になりやすく、あるあるといった形になるケースも珍しくありません。
そこで今回は、ベタなソーシャルゲームあるあるについて解説しましょう。
ジャンルが似通っているソーシャルゲームあるある
ベタなソーシャルゲームは一つのジャンルに集中しています。
それはカードゲームです。
その理由として、ゲーム内の希少性が出せる、制作しやすいといった点が挙げられます。
カードにすれば、レアなカード、簡単に入手できるカードなど差別化ができます。
これによってゲームの魅力が引き出せます。
さらにグラフィックを有名な作家に一部担当させることで人気を狙っているのもポイントです。
また、制作サイドも派手なアクションや広大なマップ、複雑なシステムといった設計をしなくて済むので、比較的簡単に制作できるメリットもあります。
これによって製作費を圧縮できるのです。
カードゲームのソーシャルゲームときいたら、遊ぶ前にどんなゲームか、楽しめそうかチェックしましょう。
ベタなソーシャルゲームあるある:システム
システムにもあるあるな特徴が見られます。
それは事前登録制度、明らかな下位互換や上位互換の存在といった点です。
早めにユーザーを確保したいという観点から事前登録するとレアキャラやカードが受け取れるというサービスはもはやソーシャルゲームの定番といえるでしょう。
また、アイテムもコレクター性を高めるために膨大な種類を用意することもあります。
そのため、バランス調整が難しいことから明らかな上位互換のアイテムも存在しているのです。
ベタなソーシャルゲームあるある:制作運営
ベタなソーシャルゲームあるあるとして、制作運営とブランド会社が違うということです。
たとえば、ソーシャルゲームのリリースしている会社があるとして、制作や運営が聞いたことのない会社というパターンです。
これはリリース会社が下請け会社に運営も含めてソーシャルゲームに丸投げしているためです。
ただ、完全に丸投げしていれば質の高いソーシャルゲームになることも多いので、楽しめそうなゲームを選ぼうと思ったら中途半端な下請けになっていないかチェックするのもポイントと言えます。
それでもハマってしまうソーシャルゲーム
ここまでややネガティブな話題を解説しましたが、シンプルで分かりやすいシステム、魅力的なグラフィックでついついハマってしまいます。
分かっていても課金する方もいるのではないでしょうか。
どこでも気軽に遊べて、シンプルなことがソーシャルゲームであり、あるあるとは言っているものの、気づくと課金するほどどっぷり楽しんでいるというケースも多くあります。
課金で生活を圧迫しない程度にソーシャルゲームあるあると言いながら、ゲームを楽しみましょう。