競艇は公営ギャンブルとして今も多くの人に支持されています。
しかし、その道のりは険しいものでした。
今回はその歴史を簡単に紹介しましょう。
目次
戦後復興からスタートした競艇の歴史
競艇(ボートレース)は、日本発祥の公営競技として、第2次世界大戦後の戦後復興を担うため、地方財政の充足を目的に普及したといわれています。
昭和における競艇の歴史は、1951年に「モーターボート競走法」が可決され、公営競技として競艇が生まれました。
これは、地域経済の活性化から戦災の復興を支援することと、庶民の娯楽を目的としており、世界で初めて競艇が公営競技になった瞬間です。
もともと一時的な時限立法でしたが、1962年に恒久化されたことにより、競艇が廃止されるリスクが無くなり、各競艇場(ボートレース場)に設備投資を進める流れができました。
これにより現在のように全国でボートレース場が誕生したのです。