カイジは、緊張感あふれるギャンブル漫画で、同ジャンルを代表する作品の一つです。
そんなカイジをファン以外にも有名にさせたのが「ざわ…ざわ…」の表現といっても過言ではありません。
今回は、ざわざわの意味や由来、使用シーンについて紹介します。
ざわざわの意味や由来とは?
ざわざわの意味や由来を紹介します。
意味としては、効果音、そしてカイジ自身の心理描写が挙げられます。
効果音は、ギャラリーの声です。
ざわざわしたといえば、何となく周囲の喧騒をイメージできるでしょう。
カイジは、ギャラリーが取り囲んだ賭場も多く登場し、キャラクターの一挙一動で様々な反応を示します。
そのうちの一つがざわざわなのです。
次にカイジ自身の心理描写としてのざわざわです。
胸騒ぎを感じるシーンで用いられることが多く、カイジがピンチに陥った時や何となく不安を感じた時に用いられます。
次の項目ではカイジのざわざわした代表的シーンを紹介しましょう。
カイジの「ざわ…ざわ…」シーン
カイジではざわざわが頻繁に出てきます。
その中でも印象的なシーンとして次の5つのシーンが挙げられます。
- 鉄骨渡り
- 大槻とのバトル
- 北見の敗北
- 居酒屋の喧騒
- 鉄骨渡り その2
恐らく初見となるのが登場2つ目のギャンブル鉄骨渡りです。
単純な鉄骨渡りですが、高さは10メートルで落下によって大けがをするリスクを説明されます。
これは参加者(債務者)の声として登場します。
ギャラリーの声的なニュアンスといえるでしょう。
次に大槻とのバトルは、カイジの心理描写です。
大槻のいかさまを知ったカイジが逆にいかさまを利用しようと試みるシーンです。
強敵の大槻に自分の考えを悟られまいと苦しむカイジの描写といえるでしょう。
3つ目は、北見の敗北です。
これはカイジの対戦相手の北見が発したざわざわです。
当初有利に勝負を進めていた北見ですが、カイジの術中にはまって逆転負けを喫してしまいます。
なぜ負けたのか理解できない心理描写で登場しました。
4つ目は居酒屋の喧騒です。
これは、シンプルにうるさい効果音といえます。
カイジをハメようとしたことがバレて、同僚の佐原が居酒屋で謝罪するシーンですが、これは佐原の心理描写ではなく、単に居酒屋がうるさいだけです。
鉄骨渡りのきっかけとなるシーンなので、カイジの心理描写とも言う読者の意見もあります。
最後も鉄骨渡りです。
これはカイジの心理描写で、ガラスの抜け道を発見したカイジが罠なのか、チャンスなのか疑問に感じつつもチャンスと思い安堵する複雑な心理描写として用いられています。
これら以外のも多くのざわざわが登場します。
ぜひ作品を見て、実物のざわざわを確認してください。