ジャンプ系青年誌「ヤングジャンプ」の配信サイトである「となりのヤングジャンプ」。
「アイシールド21」などで知られる村田雄介氏による「ワンパンマン」はこのサイトに連載されており、アニメ化もされて高い人気を獲得しています。
しかしこの村田版ワンパンマンも実はリメイクであり、もともとの原作はONE氏によるウェブ投稿作品。
そんな作品がどのような経緯でジャンプ系のサイトで配信されるまでに至ったのでしょうか。
事の発端は、ONE氏が個人的に細々と発表していた「ワンパンマン」がネットを中心に高い評判を得たことから始まります。
既にこの頃にはネットの漫画好きにはよく知られる作品となっており、かなり独特な画風ながら、多くの読者を獲得していました。
村田氏もこの頃からの読者だったそうで、ONE氏が会社を辞め、漫画家として活動していこうと考えた時期に、共作を持ち掛けます。
この時点では二人で新作を出す予定で、ワンパンマンも別の出版社で単行本化が進んでいましたが、試しに村田氏がワンパンマンの一話を書いてみたところ、ちょうど「となりのヤングジャンプ」を企画していた編集長の目に留まり、連載が決定したのだそうです。