近年のパチンコ業界は不況の波にさらされています。特に大きかったのがコロナ禍による影響です。パチンコホールが悪者ように扱われ、大手パチンコ店の閉店や大手パチンコメーカーの減益などにつながりました。もともと、遊戯台の厳しい規制の中、客離れが顕著だったため、追い打ちをかけられた形です。
ただ、ここ数年パチンコ業界は劇的に変わっています。特に大きいのは2022年から始まった規制緩和の波です。
それまでは、遊技者に対する射幸性の抑制や依存症対策の規制ばかりでしたが、少し逆行する形です。2023年にはパチンコ総量規制の緩和、2024年には一撃で大量の出玉を得ることが可能になるラッキートリガー導入です。これらの規制緩和は、パチンコホールにとっても魅力的な要素であり、より多くの遊技者を引きつける要因となっています。
これらの規制緩和が、どのように遊戯者に受け止められるかは今後次第ですが、パチンコ業界全体にとっては明るい兆しになっていることは間違いありません。