この「葬送のフリーレン」はざっくりと簡単に言ってしまうと勇者一行の一人である魔法使いのフリーレンが魔王を倒した後の世界となっていて、そして「人の想い」を理解していくといった物語になっています。
もともとは2020年の漫画が原作ですが、2023年にはテレビアニメ化もされました。
フリーレンはエルフ族の種族で、エルフは永遠の近い寿命を持っています。
このフリーレンは魔王を討伐のために勇者一行と旅をしますがその期間は10年間で、人間で言えば10年は長い年月ですがフリーレンはエルフ族なので自分の人生の100分の1にも満たないと思っています。ですから、10年をたった10年と考えています。
そしてそんなフリーレンが勇者ヒンメルの死をきっかけに考え方が変わってきます。ヒンメルと旅をしてきた10年間のかけがえのない記憶を辿っていくために、フリーレンは旅に出ます。
この切なさがひしひしと実感する作品となっています。また人の温かさも伝わってくる作品になっています。
