あらゆるメディアを見ていると、為替(為替相場)という言葉が入ってきます。そのような事情から知っている言葉のように思われますが、実はその意味を知らないというケースが少なくありません。
そこで今回は為替(為替相場)とは何なのかについてわかりやすく解説しましょう。

為替とは異なる国の通貨を交換する取引です。そして為替相場とは、異なる国の通貨が交換される際の比率のことです。たとえば1ドル=150円のように表示され、外国為替市場での需給バランスにより決まります。
これは「変動相場制」と呼ばれ、誰かが一方的に決めるものではありません。ニュースなどで報じられる相場は、大口取引(インターバンク取引)のもの。私たちが銀行などで両替する際の為替レート(対顧客相場)は、手数料などが加味されており、インターバンク相場とは異なる点に注意してください。