「キングダム」は中国のいつの時代をテーマにした作品なのか。その背景を紹介

「キングダム」は中国のいつの時代をテーマにした作品なのか。その背景を紹介

アニメ化、実写映画化など数多くのメディア展開がされ、そのどれもが大ヒットを生み出している「キングダム」。
少しでも触れたことのある人ならば、それが昔の中国を舞台にした作品であるということはすぐにわかるでしょう。
ですが具体的にはどの時代なのでしょうか。
たとえば中国の歴史として有名なものとしては「三国志」の時代、そして項羽と劉邦が登場する「楚漢戦争期」などが挙げられますが、キングダムではそのどちらとも時代が違うようです。
キングダムはいつ頃の時代が舞台になっているのでしょう。

春秋戦国時代

結論を言うと、キングダムの舞台となっているのは「春秋戦国時代」と呼ばれた末期、紀元前200年代の頃の時代です。
主人公は後に「始皇帝」と呼ばれ、秦を作り中国の初代皇帝となった政と、それを支えた武将の一人、信です。
秦と始皇帝と言えば、項羽と劉邦の時代や三国志にも名前が登場する伝説的な存在です。
時代順に並べると「キングダム」→「項羽と劉邦」→「三国志」となります。
これらの時代につながるプレ期とも言える時代が、キングダムの舞台になっているんですね。

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