500年間という長い年月、大戦争時代にある中華西方の国の秦を舞台としているのがキングダムのストーリーの始まりです。戦争孤児である信と漂は日々修行に励んでいましたが、秦の王である政の身代わりとして漂は殺されてしまいます。信は漂との約束である「天下の大将軍になる」という言葉を胸に秘めて政と一緒に中華統一を目指していきます。
飛信隊と名付けられた信の部隊は羌瘣や軍師の河了貂と戦いに挑んでいき、これは秦の始皇帝とともに戦いをした大将軍の信を主人公としたストーリーです。
キングダムは激しい戦いだけではなく人間同士の駆け引きや気持ちの変化、成長を描いておりハッピーな気持ちだけではなく人間の心に秘められている負の感情も思い起こさせたりと、感慨深い内容となっておりストーリーが進むと同時にそれぞれのキャラクターの気持ちに入り込み、複雑な中にも伏線回収もあり見応えのある作品となっています。