『うしおととら』は藤田和日郎による日本の漫画作品です。
お寺の住職の息子蒼月潮（うしお）は自分の家の蔵から封印された妖怪を見つけます。その妖怪を「とら」と名付けます。
「とら」の口車に乗せられてしまい、蒼月潮はとらを封印していた獣の槍を抜いてしまう。そこからすべての物語が動き出します。
その後２人で旅に出ます。紀元前からの因縁を抱えた壮大な旅となっていきます。
うしおは正義感の塊で困っている人を見過ごせないタイプの人間。
一方のとらは見た目に反して可愛らしい部分があり憎めないキャラクター。その２人の関係も素晴らしく描写されています。
「白面の者」という「陰の気」から生まれた最強のボスと戦うことになります。
１人では勝つ事は出来なかった、うしおととらの二人の力、深い絆が強い力を発揮して勝利します。
全34巻と長い作品ですが、その世界観にグッと引き込まれ一気に読むことが出来るぐらい面白い漫画作品です。
