新しい通信規格として知られる5Gは従来の通信と何が違うのかを解説

新しい通信規格として知られる5Gは従来の通信と何が違うのかを解説

一時期、様々なメディアで5Gが騒がれていました。
中国やアメリカの技術競争や中国大手がアメリカ国内での5G技術を利用した機器の販売を規制されるなど、かなり革新的な技術、拡大が見込まれる技術として多くの報道がされていた話題です。
今回は、この5Gとは従来の通信と何が違うのか解説します。

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結論を言えば大幅な高速化を達成しているのが5G

5Gになると同時通信やライブの世界配信がほとんどラグなくリアルタイムでできる、これまでなかった体験が実現するなど夢のある技術であることをPRしていました。
ただ、結論を言えば通信速度が大幅に拡大したことが5Gの革新的な技術と言えます。
その速度について解説しましょう。

かつての海底ケーブルの通信速度を超える高速通信

かつての海底ケーブルの通信速度を超える高速通信

従来の通信技術である4Gなどに比べて約10~20倍もの高速通信を達成しているのです。
その数値は従来が最大1Gbpsであったのに対し、5Gは10~20Gbpsとなっています。
20数年前は、アメリカと日本をつなぐ太い海底ケーブルが4Gbpsだったことを考えると、その5倍の速度で手元の端末の通信ができるのは驚異的といえるかもしれません。

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