「VR」「AR」といった言葉は、誰がいつごろ提唱しはじめたのか?

「VR」「AR」といった言葉は、誰がいつごろ提唱しはじめたのか?

「VR(virtual reality・仮想現実)」、「AR(augmented reality・拡張現実)」といった言葉は現在では広く定着しており、それぞれを定義するものとして認識されています。
また概念としては古くあるものですが、どちらも現在の呼び方で定着し始めたのは、それほど昔のことではありません。
たとえば「VR」という言葉は、1989年にアメリカの科学者ジャロン・ラニアー(Jaron Lanier)によって提唱されました。

仮想現実技術

彼は、仮想現実技術の開発を進める企業「VPLリサーチ」を設立し、VRの概念を広める重要な役割を果たしています。
一方「AR」という言葉は、1990年にボーイング社の研究員トム・コーデル(Tom Caudell)によって提唱されたと言われています。
彼は航空機の製造工程を効率化するための技術としてARという手法を考案しました。
これらの言葉は、それらを起点とし、それぞれの技術の発展と普及に伴い現在では広く知られるようになっているのです。

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