嘘喰い人気ギャンブルマンガで、本編連載終了後も実写映画になる、スピンオフ作品が連載されるなどファンの熱量の高さが分かります。
単行本の付録としてOVAがついていたこともあり、地上波などの媒体ではないもののアニメ化もされています。
派生作品はこれらのメディアミックスだけでなく、コラボという形でパチンコ台としてもデビューするなど幅広く展開しているのです。
実写映画やスピンオフなど2020年代になっても展開が続いていた
嘘喰いは2022年7月時点で累計発行部数が1000万部を超えた人気作です。
男性主人公二人のバディ(相棒)物のギャンブル作品であり、高い暴力性、スリリングな展開や頭脳戦などが高く評価されました。
悪徳消費者金融などを騙すようなシーンはあったものの、主人公たちが単純な正義な味方ではなかったのもポイントで、その暗く危うい雰囲気に引き込まれたファンも珍しくありません。
連載は2006年から2018年までですが、10周年に当たる2016年に映画が発表され、2022年に公開されています。
また、2021年には映画化を記念してスピンオフ作品の連載が始まるなど、本編終了後も展開が続いていたことになります。
単行本26巻の特典にOVAが付いていたという経緯もあり、今後も何かしらの形で新作や新展開があるかもしれないのです。
実はコラボによってパチンコ機としてもデビューしている
アニメや漫画作品とコラボしてパチンコ機が作られることは珍しくなくなっており、嘘喰いもコラボ作品の一つになっています。
パチンコ機がデビューしたのが2015年で映画化作成前の時期であり、原作イラストやCGを利用して演出が作られているのが特徴です。
作中の名勝負、名シーンが各所に使われているため、原作ファンが遊びたい機種だっただけでなく、原作を知らなくても爆発力がある機種として評価されていました。
マンガや映画だけでなく、パチンコから嘘喰いを知ったという人がいる可能性もあるのです。
機種の更新が激しいパチンコ業界ではすでに懐かしいレベルの機種になっていますが、実写映画の映像をやBGMを取り込んでリニューアルなどをすれば、また話題になる可能性もあります。
ギャンブルを扱う漫画の中での発行部数は最上位クラス
嘘喰いの発行部数1000万部超は、ギャンブルマンガの中でも最上位クラスです。
カイジシリーズは2100万部とさらに上位にいますが、1996年から連載開始で10年の差があります。
部数が全てではないものの、メディアミックスや、パチンコ機などのアミューズメント分野にも進出しているのは事実で、今後も連載〇周年などのタイミングで大型の企画などが動く可能性もゼロではないのです。