仮想通貨の事件について、3つまとめてみました。
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コインチェック
2018年1月、コインチェックで管理されていたネム(NEM)のほぼ全額(当時ルート約580億円)が流出しました。
原因は、社員が外部から送られてきたメール内リンクを開いたことによるマルウェア感染です。事件後、コインチェックは全てのネム保有者に対し、日本円での補償を行いました。
マウントゴックス
2014年2月、世界最大級の取引所だったマウントゴックス(Mt.GOX)のサーバーがハッキングを受け、約85万BTC(当時ルートで約490億円)が流出しました。
資産管理がホットウォレットで行われており、セキュリティの甘さが指摘されています。
また、顧客資産と会社資産の分別管理がされていなかった点も問題視されました。
The DAO
2016年6月、The DAOというプラットフォームがハッキングされ、約360万ETH(当時ルート約52億円)が流出しました。
当時、トップがいなくても機能するDAO(自律分散型組織)が注目を集めていましたが、その矢先ハッキング事件が起きてしまいました。その影響でイーサリアムの価格が3分の1まで下落しました。