高橋留美子先生の作品の中でも、屈指の人気を誇る犬夜叉は日本のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジアなどでも大きな人気を得ている作品です。
犬夜叉は人間模様の描写の豊かさもさることながら、やはり何と言っても戦闘描写が大きな魅力の一つとなっています。
この記事では、多くのキャラの中から、最も強い力を持つと考えられるキャラを3名ピックアップしてみましたので、ぜひ読んでみて下さい。
白心上人
作者から「いかなる大妖怪も敵わない力と、近づきがたさを持つ」と公式でコメントされているキャラクターで、作中では白霊山という霊峰を中心に登場しました。
即身仏として600年前に既に逝去した死者でしたが、死後も魂と心が現世に留まり、白霊山全体にあらゆる妖怪を寄せ付けない強力な結界を張り続けていました。
奈落にその力を利用されて、犬夜叉とその仲間達の前に間接的に立ちはだかりましたが、最後は桔梗に悲しみを理解されたことで、成仏して現世を去ることができました。
明確な戦闘描写はないものの、強力な僧侶である弥勒をして、「若輩者」とたしなめるシーンや、あらゆる妖怪を封じ込める結界を死してなお張り続けていた事実、そして作者のコメントから、実質の最強キャラの一角であると言う事ができるのではないでしょうか。
奈落
「犬夜叉」における実質的なラスボスがこの奈落です。
元々は鬼蜘蛛と呼ばれた盗賊であり人間でしたが、最終的にはあらゆる妖怪を引き寄せ、無数の妖怪の集合体としての「奈落」という存在に成り果てました。
全4形態であり、漫画やアニメで「奈落」として人気がある美形の男子の形態は第2形態にあたります。
それ以外の形態は異形であり、特に第3形態は龍の骨の鎧のようなものをまとい、犬夜叉達を一切寄せ付けない、ほぼ無敵に近い存在となりました。
最終形態は四魂の玉と融合し、元々の容姿の面影が殆ど消え去って、完全な異形となりましたが、最終的には四魂の玉の意志もあり、犬夜叉達に敗北していますが、作中の敵キャラとしては正に最強の敵であったのは間違いありません。
犬夜叉
やはり最強候補の一角として忘れてはならないのが、主人公の犬夜叉です。
半妖の状態では、他の強キャラクターに劣るイメージがありますが、愛刀の鉄砕牙での攻撃もさることながら、飛刃血爪などの自身の爪を活かした攻撃も可能で、攻撃、守備、スピードもトップクラスなのは間違いありません。
特に、完全な妖怪と変身した犬夜叉は兄である殺生丸をしのぐ程の力を誇り、この状態の犬夜叉は作中最強クラスの強さを持っていると言えるでしょう。