犬夜叉に登場する主要キャラのうち、日暮かごめの前世である桔梗、犬夜叉一行の宿敵である奈落(ならく)は、印象的な人物として描かれています。
今回は、桔梗や奈落の結末について解説します。
ネタバレを含むので注意してください。
ヒロインの前世の桔梗と宿敵奈落の紹介
まず、桔梗と奈落について解説しましょう。
桔梗は、弓矢の名手で破魔矢で敵を浄化する日暮かごめの前世の人です。
魂はヒロインのかごめに転生していたものの、戦国時代で妖術によりよみがえってしまいました。
表面上は優しい性格で多くの人を救済していましたが、自分を浄化しようとする存在に対しては容赦しません。
犬夜叉と憎み合って死んだ時点の感情でよみがえったことから犬夜叉と度々対立します。
奈落は、登場時から犬夜叉たちの宿敵として現れます。
無数の妖怪が融合した集合体であり、高い再生能力と毒を持ち、外見が23歳の若者でありながら、実際は50歳というギャップを持っている存在です。
50年前に犬夜叉と桔梗を憎み合い、死に追いやった張本人として完全な悪としての存在で描かれています。
集合体だけあり、様々な体に姿を変えて戦うのが印象的です。
桔梗の結末は?
犬夜叉に出てくる桔梗の結末は成仏して消滅してしまうというものです。
奈落の瘴気によって状態が悪化し、犬夜叉に抱かれながら消えていきます。
その時は、かつてのような憎しみはなく、穏やかな性格に戻っての最期でした。
その後、奈落を浄化する霊力を残したものの、琥珀を助けるためにその霊力が消滅し、桔梗の存在は完全に消えました。
なお、転生後のかごめは、桔梗が消えても消えることはありませんでした。
奈落の結末とは?
奈落は、犬夜叉たちの最終決戦の相手として立ちふさがります。
完全な四魂の玉を手に入れ、人間の姿から巨大な蜘蛛となり、犬夜叉と殺生丸たちに襲い掛かります。
姿は変わったものの、奈落が持つ知性は代わりなく、様々な策略によって犬夜叉たちのつながりをバラバラにしていきます。
しかし、再び結束を取り戻した犬夜叉と殺生丸たちによって倒され、最後はかごめによって浄化されました。
犬夜叉のその後
かごめは再び戦国時代から現代に戻って戦国時代と現代をつなぐ井戸はふさがれてしまいました。
そして高校生活を送り、犬夜叉とは関係が完全に断たれるかと思われたものの、犬夜叉への想いは断ち切れず、高校卒業の日に犬夜叉に逢いたいという想いを告げ、再び開いた井戸を通って犬夜叉とへ逢いに行きます。
そして、巫女の楓(桔梗の妹)に弟子入りし犬夜叉と共に生きていくことを決めます。
その後の展開が犬夜叉の続編へとつながっていくのです。