漫画『うしおととら』は、藤田和日郎によって描かれた少年漫画です。1990年から1996年まで週刊少年サンデーに連載されていました。コミックスは33巻まで出版されていて、外伝を描いたコミックスも1冊あります。
この物語の主人公である蒼月潮は中学生の男の子です。潮は僧侶である父親と二人で暮らしていましたが、ある日自分の家にある蔵の中で、一本の槍を見つけました。
潮が槍を引き抜くと、その槍の中に封印されていた妖怪が彼の前に現れ、潮はこの妖怪に「とら」という名前をつけます。
潮の知り合いの女の子が妖怪に襲われる事件が発生したことから、潮はとらの力を借りて、妖怪退治をすることになりました。ですが、妖怪の封印が解けていることがある宗教団体に知られたことから、潮は宗教団体から追われることになります。その後、潮ととらの真の敵が「白面の者」という妖怪であることがわかり、その後の物語では白面の者と潮たちの戦いが描かれていきます。