主人公である伊藤開司ことカイジの屑っぷりが面白いです。ここまで主人公が屑過ぎると逆に面白さがあります。
博打の物語ですが、カイジが挑む博打は漫画を読んでいて毎回ひやひやしまくります。状況が二転三転するどころかさらに五転六転ぐらいしていくのでカイジが不利な状況になってもそこから逆転価値をしていく必勝法で博打の勝負に勝っていく様子は読んでいる視聴者の自分としては楽しくそしてスカッとします。
それからカイジは人生の生き方に関しては屑っぷりを発揮しますが、仲間を絶対に裏切ないという性格の持ち主に共感を得ました。カイジは仲間を絶対に見捨てることはしないので、ここの部分に関してのカイジは凄いところです。
それとこの原作の漫画の「賭博黙示録カイジ」は映画化にもなりましたが、原作に忠実に再現されていて見応えがありました。カイジを演じた藤原竜也が、カイジのイメージにとても合っていましたので感情移入できました。