競艇は他の公営競技よりも勝率を高く保てるのが魅力です。
これは出走が最大6艇までと少なく、1号艇が有利なコースを取りやすい、選手の勝率をチェックできるなど様々な要因があるためです。
一方で、勝率だけで選んでしまってもオッズが低くなるため、儲けを出すためにはコツを覚える必要があります。
3連単や荒れるレースを狙ってオッズを高めていく
競艇は1号艇に勝率が高い選手が乗ったときにだけ賭け続ければ、初心者でも勝率を高く保てるという魅力があります。
ただし、人気が集中するほどオッズも低くなってしまうため、数回勝利しても1回の負けで赤字になってしまうようなことも珍しくありません。
儲けを出すためにはある程度リスクを背負う必要があり、どの程度のバランスをとるかで損になるか、特になるかが変わってくるのです。
わかりやすいのは1番人気を動かさずに、3連単にするなど、複数の順位をあてに行くことです。
レースを予想する力をつけるのにはうってつけで、経験を積んで的中率を上げていく人もいます。
また、競艇は風の影響を大きく受けるスポーツでもあります。
風が強い日は舟のコントロールが難しくなるためレースが荒れやすく、大穴を狙う場合に適しているのです。
フライングによる払い戻しがあるのもポイントになる
競艇は一斉にスタートを切るのではなく、水上を走りながらタイミングを合わせてスタートをするという特殊なスタイルを採用しています。
これはエンジンの始動から走り出すまでにタイムラグがあり、水上であればその影響は顕著になるからです。
ただし、スタートのタイミングを合わせるというのはプロでも難しく、勝率が高い選手でもフライングになるケースは珍しくありません。
フライングが発生した場合、フライングをした選手は失格となり、フライングをした選手の舟券の払い戻しが行われます。
3連単や風が強いレースであればフライングによる払い戻しが発生する率も高くなり、結果的に不利を受けにくいケースがあるのです。
1番人気の選手がフライングをすることもあり得るため、上級者になるとあえて1号艇を外すといった賭け方も行われます。
平均オッズと勝率で考えると儲けを出しやすくなる
競艇は勝率を高める工夫を持ち込みやすい一方で、オッズが低くなるなど、勝っても儲けが少ないという状況も発生しがちです。
自分で勝率だけでなく、平均オッズを高くするための工夫を持ち込んだ方が儲けが大きくなりやすく、結果的に得をするという場合もあるのです。
ただし、オッズが低いということは外れるリスクも高くなりやすいということになるため、様々な要素を加味しながら予想の精度を上げていくことも大切になります。