ジャパンカップをドウデュースで制した武豊騎手はG1レース通算83勝目

ジャパンカップをドウデュースで制した武豊騎手はG1レース通算83勝目

11月24日に東京競馬場で開催されたジャパンカップは、武豊騎手騎乗のドウデュースが勝利しました。
これで武豊騎手はJRA・G1通算83勝、ジャパンカップ自体の勝利は5勝目で、これも単独首位となりました。
G1レースは誰もが勝てるようなものではなく、1勝もできないまま引退する騎手は少なくありません。1969年生まれの武豊騎手がデビューしたのは1987年ですから、デビューから38年間、平均して1年に2勝以上積み重ねてきたことになります。

G1レース

武豊騎手が初めてG1レースを制したのはデビュー翌年の1988年、スーパークリークとのコンビで勝利した菊花賞です。スーパークリークは春先から大器と評判で、一時は日本ダービーの有力候補とも言われていましたが骨折してしまいダービーは出走できませんでした。
菊花賞の前哨戦は不利もあり敗れたため出走が絶望視されていましたが、岡田繁幸氏が出走予定だったクラブの持ち馬をスーパークリークのために回避したという逸話は有名です。
なお、ジャパンカップを勝ったドウデュースの父は、武騎手とのコンビで一世を風靡したディープインパクトに、有馬記念で唯一土をつけたハーツクライでした。

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