日常的に動画を撮影していても、いざ友人や知人に動画を送っても再生できないというケースがあります。
特に多いのが、iPhoneで撮影した動画をAndroidで再生しようとした場合です。
動画の保存形式・再生対応方式に違いがあるため、コンバーターを利用すると再生できることが多いのです。
iPhoneとAndroidは動画の録画保存の形式が異なる
日本のスマホのほとんどはiPhoneとAndroidで占められていて、それぞれほぼ半分ずつという状態が続いています。
シェアが逆転する年も珍しくなく、どちらを使っている人も多いという状況になっているのです。
ここで注意したいのがOSの違いと、動画の保存形式の違いです。
それぞれスマホのOSの開発元が異なり、利用の方法や考え方にも違い出てきます。
動画や画像の保存形式にも想定される利用法に合わせた方式が利用されているため、異なるOSで画像や動画が再生できないという事態が発生するのです。
iPhoneで撮影された動画は基本的に「mov」というデータ形式で保存されます。
しかし、Androidの標準動画プレイヤーは「mov」を再生できないため、コンバーターを通してデータを送るか、再生用のプレイヤーを別途インストールする必要があるのです。
スマホを乗り換えるときもデータの形式を変える必要がある
友人や知人に対して動画や画像を送るときは、動画形式の変換を行い、Androidで再生できる方式にするのがおすすめです。
Androidで再生が可能な動画のフォーマットは「mp4」「avi」「3gp」などが一般的で、別途動画プレイヤーをインストールすれば再生可能な動画の範囲が広がります。
また、スマホのOSを乗り換える場合は、あらかじめクラウドストレージやパソコンなどにデータをバックアップしておき、コンバーターで変換するのがおすすめです。
そのままの状態でデータを写しても、動画や画像が開かないというケースが多いからです。
コンバーターを通さずに動画や写真を開けるようにしたい場合は、カメラの設定から動画保存形式を変更し、Androidでも開けるようにするのがおすすめになります。
乗り換えの予定が出来た時点で変更をしておくと、あとから修正する手間が減らせます。
OSが違うと動画などが開けないことが多い
iPhoneとAndroidで動画を共有しても開けない場合、保存形式などを疑う必要があります。
また、これはWindowsとiMacなど、PCのOSの違いでも発生する可能性があります。
動画や画像を送ってトラブルが発生した場合は、相手の利用しているOSなどを確認し、コンバーターを利用してデータ形式を変換して送るか、相手に対応して貰うかも含め、検討する必要があるのです。